ド軍が許された“特権”に「他球団は憤り」 現状は大谷翔平1人だけ…米記者報道

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷ルールに「他球団は憤りを感じている」

 ドジャース・大谷翔平投手“のみ”に適用されるルールに不満が出ている。米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者が21日(日本時間22日)の記事で“大谷ルール”に言及。「他球団は憤りを感じている」と綴った。

 このルールは先発が降板後も指名打者として試合に出続けることができると言うルールで、2021年のMLBオールスターゲームで採用され、2022年からメジャー公式戦でも適用された。一方で実際にシーズンを通して二刀流でプレーする選手は大谷のみ。実質的に大谷のためのルールとなっている。

 ナイチンゲール記者は「二刀流選手であるオオタニのために特例があるため、ドジャースがロースターに1人多く投手を抱えられることについて、他球団は憤りを感じている」と綴った。

 一方で、このルールは指名打者で先発出場し、救援登板後に再び指名打者として出場することは許されていない。「オオタニが試合に残る唯一の方法は外野へ回ることなどだが、彼が外野を守ったのは2021年以来ない。このため、オオタニがポストシーズンでDHと先発投手以外の役割を担う可能性は極めて低いと考えられている」と推察していた。

(Full-Count編集部)

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