止まらぬ惨状も「私は逃げない」 続く救援の乱調…ド軍指揮官が明かす「難しい判断」

一進一退の9月はブルペンが不調
このところ苦しい投球が続くブルペンについて指揮官が口を開いた。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が22日に配信された「ABEMA」のインタビュー企画「おはようロバーツ」の中で、投手交代のタイミングについて語った。
21日(日本時間22日)のジャイアンツ戦までに、ドジャースは9月は10勝9敗と一進一退の戦いが続いている。9敗のうち6試合が逆転負けとリリーフ陣が痛打されて敗れるパターンが目立つ。6日(同7日)のオリオールズ戦では山本由伸投手が9回2死までノーヒットノーランの好投を見せながら、リリーフが打ち込まれて逆転負けを喫した。
投手交代についてロバーツ監督は「打者のデータを知っているから、どの投手の相性が良いかを知っている」と言及。その上で「データも見るが投手交代は目で見て判断することが多い」「打者をアウトにできるか瞬間的に判断をしないといけない。投手を見て目や直感、難しいバランス感覚で判断しないといけない」と述べ、データ以外に自らの感覚も大事にしていることを明かした。
昨季のワールドシリーズを制し、勝ちが義務付けられたドジャースを指揮することで常にプレッシャーはあるというが、ロバーツ監督は「私はプレッシャーから逃げない」と強調。ワールドシリーズ連覇を誓っていた。
(Full-Count編集部)