大谷超え1131億円男獲得も…転落止まらぬ金満球団 米ファン嘲笑「惨めで恥ずかしい」

後半戦に25勝35敗…9月に8連敗を喫したメッツ
【MLB】ナショナルズ 3ー2 メッツ(日本時間22日・ニューヨーク)
まさに転落の2文字がぴったりの状況だ。今季の年俸総額3億3800万ドル(約500億円)を誇るメッツは、プレーオフ出場が有力視されていたものの、21日(日本時間22日)のナショナルズ戦に敗れ、ワイルドカード枠から転落。「球団史に残る転落劇」「惨めで恥ずかしい」と米ファンも嘲笑と怒りを見せている。
昨オフには大谷翔平投手を上回る歴代最高額の15年総額7億6500万ドル(約1131億円5900万円)でソトを獲得するなど大型補強を敢行。前半戦は55勝42敗、勝率.567で地区首位に0.5ゲーム差で折り返し、トレード・デッドラインでも有力選手を加えた。しかし全く機能せず、大事な9月に今季最長の8連敗を喫して地区優勝を逃した。
そればかりか、4月5日(同6日)以降に死守していたワイルドカードの座も失った。80勝76敗はレッズと同じながらも、直接対決で2勝4敗で負け越しており、このまま同じ勝率では上回ることができない。レッズの開幕前の総年俸は1億1560万ドル(約170億円)でメジャー全体22位。あらゆる意味で“対照的”だ。
後半戦に25勝35敗、8月は負け越し6、9月も借金5とシーズン終盤で急失速したことでNYファンもため息が止まらない。「メッツはプレーオフに相応しくない」「一体何があったんだ」「3億ドルチームがレッズ以下とは笑」「笑っちまうぜ」「お金をかけても意味がない」などと厳しい声を寄せている。残るカードはプレーオフ出場を決めたカブスと同地区マーリンズ戦。果たして最後に踏ん張ることができるだろうか。
(Full-Count編集部)