日本ハムが逆転優勝する鍵は? 谷繁氏が分析した「強み」…気にしない“ミス”

日本ハム・新庄剛志監督【写真:矢口亨】
日本ハム・新庄剛志監督【写真:矢口亨】

里崎氏、救援陣に「誰を使っていくかがポイント」

 パーソル パ・リーグTV公式YouTubeチャンネルの「月曜日もパテレ行き」に谷繁元信氏、里崎智也氏、成瀬善久氏が出演し、シーズン最終盤の日本ハムを徹底分析した。

 試合開催が少ない月曜日も、パ・リーグファンが楽しめる時間を作りたいとの想いでスタートした「月曜日もパテレ行き」。「パ・リーグ戦線異常あり! 光と影を大解剖」と題し、上位4球団の現状に加えて、パーソルCS突破の勝ち筋をそれぞれの視点から語った。

 日本ハムについては「全員野球、チームが束になっている」ことを“光”として挙げた3人。谷繁氏は、4失策しながらもサヨナラ勝利を飾った20日のロッテ戦を引き合いに出し「ちょっとしたミスでへこまない選手が多い。1試合1試合、チーム全体で切り替えができるようになってきている。ここが強みじゃないかなと思います」と評している。

 一方で、3人が“影”として課題に挙げたのは「リリーフ陣」。里崎氏は「ここまでは良かったんですけど、9月のリリーフ防御率が4点台なんですよ。先発が途中で代わったときのリリーフをどう締めていくのか。9回も流動的ですもんね。誰を使っていくかがポイントになってくるんじゃないのかな」と分析した。

 最後に、リーグ優勝、そしてパーソルCS突破のカギについて成瀬氏は「打撃陣は比較的打てていると思うので、里崎さんが言ったように中継ぎがしっかり投げないといけないのかなと思います。終盤なので1戦必勝が試されてきて、連投が増えるんじゃないかと思う。リリーフの起用法が大事だと思います」と予想。続けて「同級生の宮西(尚生)、ヤクルトで一緒にプレーした杉浦(稔大)にも頑張ってほしい」と交流のある選手の活躍にも期待を寄せていた。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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