新庄監督「僕の企画が全てパー」 本拠地V用“秘策”用意していた「ヨーロッパまで話題行く」

日本ハム・新庄剛志監督【写真:矢口亨】
日本ハム・新庄剛志監督【写真:矢口亨】

日本一でもお披露目なし「やはりリーグ優勝が一番大事」

■楽天 7ー0 日本ハム(23日・エスコンフィールド)

 日本ハムは23日、エスコンフィールドで行われた楽天戦に0-7で敗れ、本拠地最終戦を白星で飾れなかった。ソフトバンクとは依然2.5ゲーム差とデッドヒートが繰り広げられているが、優勝の可能性は大逆転のみで、本拠地での達成は不可能に。新庄剛志監督は「これでエスコンフィールドでの胴上げがなくなったので僕の企画が全てパーです」と明かした。

 痛恨の2連敗も、ホーム最終戦セレモニーでマイクパフォーマンスを行うなど明るさは失っていない。その後行われた取材対応でも、温めていた仰天プランを口にした。

「いろいろあったんですよ。ビックリするくらいの。できなかったですけど。大体ね、計画立てて準備してもできないことって人生にはたくさんあるんで。そこは切り替えです。ヨーロッパくらいまでこの話題行くと思ったけど。感動させながら、すげえなっていう」

 新庄監督といえば、現役時代から衝撃的なパフォーマンスで盛り上げてきた。指揮官としての初優勝を目指して戦う中で、そんな“秘策”も温めていたということになる。敵地では実施不可能だそうで「エスコンじゃないとできないです」と言い切った。

 そうなると、日本一達成時には再びお披露目のチャンスが巡ってくるかもしれないが「ないです、優勝のみです。やはりリーグ優勝が一番大事。リーグ優勝できなかったら2位も6位も一緒の感覚で戦っていたので。2位でCSいったとしてもちょっと表情は暗くなるかなっていう正直な気持ちはあります。優勝です」と胸の内を語っていた。

(町田利衣 / Rie Machida)

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