大谷翔平の“予想外”に驚愕「ほんとおかしい」 忘れ去られた懸念「減ると思ったのに…」

投打二刀流で打撃成績は落ちると予想されていたが…
またしても予想を上回る結果を叩き出してしまった。ドジャースの大谷翔平投手は今季、打者として打率.283、53本塁打、99打点、OPS1.015をマークしている。前人未踏の「50-50」達成などキャリアハイを残した昨季に迫る成績だが、今季の開幕前にここまでの成績を残すとは予想されていなかった。
昨季はDHに専念したことで、打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁、OPS1.036という驚異的な数字を残し、ナ・リーグMVPに選ばれた大谷。今季は盗塁こそ19に減ったが、本塁打やOPSでは昨年とほぼ同数になっており、2年連続50本塁打はメジャー史上6人目の快記録。今季もMVPの最有力候補に挙がっている
昨季との大きな違いは、投打二刀流でプレーしていること。今季は当初よりも復帰は遅れたものの、6月16日(日本時間17日)に投手として復帰し、13試合で1勝1敗、54奪三振、防御率3.29をマークしている。
しかし、今季の開幕前の予想では投手として復帰することで負担が増加することで、打撃成績は昨季よりも落ちるという見方が目立っていた。野球専門の米データサイト「ファングラフス」社による2025年成績予想では42本塁打、116打点、OPS.956と推測。「フルタイムのDHでなくなることを考えれば、再び50本以上を期待するのは不公平だ」と予想していた。だが、現時点で50本塁打を既に超えており、OPSも昨年と遜色ない数字だ。
SNSではファンから「進化してない?」「今シーズンはホームラン減ると思ったのに、いつの間にか後1本に迫ってきてるし」「常に我々の想像を遥かに超えてくる史上最高の野球選手」「従来の常識が通用しないのは大谷選手」「減る予想が逆に自己最多記録になるかも」「ほんとおかしいこの人」などの言葉が並ぶ。残り6試合でキャリアハイを更新するのか、ますます目が離せなくなっている。
(Full-Count編集部)