菊池雄星が緊急降板 6回に投球練習だけで交代…最終登板で異常事態、今季6勝11敗

ロイヤルズ戦に登板、7勝目の権利は得る
【MLB】エンゼルス ー ロイヤルズ(日本時間25日・アナハイム)
エンゼルスの菊池雄星投手が24日(日本時間25日)、本拠地ロイヤルズ戦に先発。5回1失点の好投を見せたが、6回のマウンドに上がったところで緊急降板となった。何らかのアクシデントが起きた可能性はあるが、7勝目の権利は手にした。
菊池は3回まで無安打無四球と、完璧な立ち上がり。4回に四球で最初の走者を許し、5回にグリチェクにソロを被弾したものの、6奪三振1安打、1失点の好投で、エンゼルスは6回まで2点をリードしていた。だが、6回のマウンドに上がり、投球練習で数球を投げたところで、左手を気にするような仕草を見せた。トレーナーらがマウンドに向かい降板となった。
地元紙「オレンジ・カウンティー・レジスター」のジェフ・フレッチャー記者はX(旧ツイッター)で「何らかの怪我で試合を降板」と伝えた。エンゼルスの地元放送局「ファンデュエル・スポーツネットワーク・ウエスト」でレポーターを務めるエリカ・ウエストンさんは「ユウセイは何かしらの痙攣に対処しているみたいです。今夜は気温が高くなっています。痙攣が降板の理由となっています」と説明した。
メジャー8年目の今季は、開幕から4連敗を喫したものの、2度目のオールスターゲームに選出されるなど安定感を増した。この試合を含めて33登板で6勝11敗、防御率3.99としている。エンゼルスは残り4試合で、これが今季最終登板となる見通し。
(Full-Count編集部)