ド軍リードのはずが「悪い知らせ」 LAメディアによぎる“不安”…救援陣に託された「9」

先発スネルは6回1失点の好投…7回から佐々木が登板
【MLB】Dバックス ー ドジャース(日本時間25日・フェニックス)
ドジャースのブレイク・スネル投手は24日(日本時間25日)、敵地ダイヤモンドバックス戦に先発登板。6回5安打1失点の好投で勝利投手の権利を持って降板した。もっとも、地元LAメディアは“嫌な予感”も覚えているようだ。
スネルは初回に1点を失うも、以降は安定した投球でゼロを並べた。打線も初回に大谷翔平投手の三塁打からムーキー・ベッツ内野手の犠飛で先制、その後はアンディ・パヘス外野手に2ランが飛び出してリードを奪った。
スネルが降板すると、地元放送局「NBCスポーツ・ロサンゼルス」でレポーターを務めるマイケル・J・デュアルテ氏は「ドジャースの先発投手陣は引き続き圧倒的だ。今夜はブレイク・スネルが6回を投げてわずか1失点、ドジャースは3-1とリードしている」と好投を称えつも、「悪い知らせは、昨夜より少ないリードでリリーフ陣が最低でも9つのアウトを取らなければならないことだ」と“ブルペン勝負”に焦りを覚えている。
ドジャースは前日の同カードで大谷翔平投手が復帰後最長の6イニングを投げて無失点の快投を見せたが、降板後にブルペンが3失点。4-0リードが一瞬にして1点差となり、最後はタナー・スコット投手がサヨナラ負けを喫した。特に9月に入ってからは救援陣が厳しい展開となっているが、嫌な流れを払拭できるだろうか。
(Full-Count編集部)