悲願の初Vへ…「広島カープジュニア」16人が決定　中国5県の“精鋭”「自信を持って選出」

過去には楽天のドラフト1位ルーキー・宗山塁ら輩出

　広島は25日、「NPBジュニアトーナメント KONAMI CUP 2025」（12月26～29日、神宮球場・横浜スタジアム）に出場する「広島東洋カープジュニア」のメンバー16人を発表した。中国地区5県から250の応募があり、小学6年生を対象として2度のセレクションを実施して選出した。

　広島ジュニアは昨年大会の準決勝で、優勝したソフトバンクジュニアに延長の末に引き分け、抽選で敗退。今年は悲願の初優勝を目指す。出身の現役プロ野球選手にはヤクルト・田口麗斗、石原勇輝の両投手、巨人育成・花田侑樹投手、楽天のドラフト1位ルーキー・宗山塁内野手らがいる。

　昨年に続いて球団OBの天谷宗一郎氏が指揮を執り、桑原樹、佐々木真悟の両氏がコーチを務める。天谷監督は「自信を持って16人を選出いたしました。個々の潜在能力が高く、無限の可能性を秘めたチーム。どこまで成長して、どんなチームになるのか、とてもワクワクしています。選考会で共に競い合ったライバル、仲間たち全員の思いを胸に、選手たちは初優勝を目指して遮二無二戦います。熱い応援よろしくお願いいたします！」とコメントしている。

（First-Pitch編集部）