“ライバル”なのに大谷翔平が大好き 試合中に交わした約束…敵軍野手の思い「くれるといいな」

「比較的無名だったが、MVP候補に浮上」の評価
MVP争いのライバルが、完全にファン目線で語っていた。23日(日本時間24日)に行われたドジャース戦の試合後、勝利したダイヤモンドバックスのヘラルド・ペルドモ内野手がポストゲームショーに登場。ドジャースの大谷翔平投手について、口を極めて大絶賛した。
ペルドモは今季ここまで157試合に出場し、打率.290、19本塁打、98打点、26盗塁、OPS.849をマーク。遊撃手として高い守備力を誇り、特にオールスター戦終了後の後半戦に調子を上げ、トレード期限の7月31日(日本時間8月1日)までに主力を大量放出しながらもポストシーズンのワイルドカード争いを続けるダイヤモンドバックスを支えてきた。
米データサイト「ファングラフス」の勝利貢献度を示す指標「WAR」ではナ・リーグ1位の大谷の9.1に続き、6.9をマーク。MLB公式でもペルドモは「比較的無名だったが、ナ・リーグMVP候補に浮上した」として取り上げられたこともあった。
だが、ペルドモは同日の試合後にダイヤモンドバックス放送局「Dbacks.TV」ポストゲームショーに出演すると、ライバルにも関わらず「オオタニも、また怪物ですよ。オオタニは素晴らしい」と述べ、ひたすら絶賛。試合中に二塁に進塁した大谷に「サイン入りバットくれない?」と尋ねたことを明かした。
大谷は「ドジャースが勝ったら」と答えたというが、同試合はダイヤモンドバックスが逆転サヨナラ勝ち。それでもペルドモは「これでもくれるといいな。どちらにしても送ってくれるでしょう。彼は素晴らしい投手」と語り、同試合で投手としても6回無失点の好投を見せた大谷に、憧れの視線を注いでいた様子だった。
(Full-Count編集部)