新庄監督「もう何もない」 逆転V遠のく痛恨敗戦…「みんなよくやりました」

日本ハム・新庄剛志監督【写真:古川剛伊】
日本ハム・新庄剛志監督【写真:古川剛伊】

7回に滝澤の2点適時打、ネビンに3ランを許した

■西武 5ー4 日本ハム(25日・ベルーナドーム)

 日本ハムは25日、ベルーナドームで行われた西武戦に4-5で逆転負けを喫した。7回にまさかの5失点。絶対に負けられない試合を落とし、試合後に取材に応じた新庄剛志監督は「みんなよくやりました」と言葉少なく話した。

 2回に清宮幸太郎内野手の2ランで先制。3回にはフランミル・レイエス外野手の適時打、5回は水野達稀内野手の6号も飛び出し、今井達也投手を攻略した。しかし7回に悪夢が待っていた。

 先発の北山亘基投手は2死を奪うも、西川愛也外野手の打球を山縣秀内野手が処理できず(記録はエラー)に2人の走者を背負った。滝澤夏央内野手に2点適時打を浴び、後続に四球を出したところで降板。上原健太投手が後を継いだが、タイラー・ネビン外野手に痛恨の逆転3ランを献上。北山はベンチで俯くしかなかった。

 試合はそのまま反撃できずに3連敗となった。新庄監督は「もう何もないよ。誰が打れたとか。全員で1つのゲームを取りに行くだけ」と話し。「相手の方が力が上だった。あそこで打てるかっていう。素晴らしい。滝澤くんのいいプレーあったし。みんなよくやりました」と西武ナインを称えた。

 逆転でのペナント制覇に向けて絶対に負けられない試合だった。同時進行していたソフトバンク戦についての情報は「入っていない」。「うちはもう最後までやるっていうこと」と話し、とにかく1戦1戦の勝敗にこだわる姿勢を見せた。

(Full-Count編集部)

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