大谷翔平、自己最多タイ54号2ラン プール飛び込み敵地騒然…トップに2本差、3度目の100打点到達

Dバックス戦で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
Dバックス戦で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

敵地でのダイヤモンドバックス戦…勝てば地区優勝が決まる一戦

【MLB】Dバックス ー ドジャース(日本時間26日・フェニックス)

 ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」で先発出場。4回の第3打席で4試合ぶりとなる54号2ランを放った。本塁打数リーグトップのカイル・シュワーバー外野手(フィリーズ)に2本差に迫り、昨年に放った自身の最多記録にも並んだ。

 第1打席は中飛、第2打席は空振り三振で迎えた第3打席だった。1死三塁の場面で、2番手クリスマットから右中間へ運ぶ2ランを放った。敵地は騒然。打球初速102.3マイル(約164.64キロ)、飛距離406フィート(約123.75メートル)、角度29度の一発で、ボールはスタンドに設置されているプールに飛び込んで水しぶきがあがった。

 シーズン54発は本塁打王を獲得した昨季のキャリアハイと同数で、球団記録でもある。これでシーズン101打点となり、2年連続、自身3度目となる100打点もクリアした。

 ドジャースは24日(同25日)の同戦で勝利し、地区優勝へのマジックは1となっている。この試合に勝利すれば4年連続の地区優勝が決まる。

 試合前の時点で155試合の出場で打率.281、53本塁打、99打点。OPS1.009はリーグトップ、143得点はメジャー全体でトップとなっている。本塁打王争いではシュワーバーに2本差。この試合も含めて残り4試合で、エンゼルス時代の2023年から3年連続本塁打王となれば、2001~2003年のアレックス・ロドリゲス(レンジャーズ)以来、22年ぶりの快挙となる。

【実際の動画】右中間へ完璧な一発! プールへ飛び込む大谷の54号2ラン!

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