山本由伸を絶賛するカーショー「信じられない」 CY賞は困難も…「匹敵、それ以上かも」

Dバックス戦に先発したドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】
Dバックス戦に先発したドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】

カーショーが称えた山本「アンビリーバブル」

【MLB】ドジャース 8ー0 Dバックス(日本時間26日・フェニックス)

 ドジャースの山本由伸投手は25日(日本時間26日)、敵地のダイヤモンドバックス戦に先発。勝てば優勝が決まる大一番で6回無失点の好投を披露。今季はただ1人開幕からローテーションを守り、安定感抜群の投球を披露。チーム内からは絶賛の声が相次いだ。

 この日は6回94球を投げ、7奪三振2四球、4安打無失点と好投。打線は4回までに8点を援護し、8月24日(同25日)のパドレス戦以来、約1か月ぶりの勝ち星をつかんだ。

 試合後にはシャンパンファイトが行われ、インタビューに応じた選手らはこぞって山本を絶賛。今季で引退を表明しているクレイトン・カーショー投手は、地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」のインタビューで山本について「彼はアンビリーバブルだよ(信じられない)。今日、またしても圧倒的な活躍だった。スキーンズがすごい活躍をしているのは知っているし、彼(スキーンズ)がサイ・ヤング賞を当然獲るはずだろうけど、ヤマもそれに匹敵するくらいすごいし、もしかしたらそれ以上かもしれない。彼がウチに入ってくれて僕らはうれしいよ」と称えた。

 フレディ・フリーマン内野手も「成績を見ると、(防御率は)2.75を切っていて、WHIPも1.00以下だ。奪三振は200を超えている。彼のやっていることは本当にインクレディブル。昨シーズンも3か月離脱していたけど、ポストシーズンでチームに貢献してくれた」を感謝した。

 また、大谷翔平投手も「1年間、本当にローテーションを実質1人だけ守ってフルシーズンで投げてくれたと思う。本当にチームのエースだと思っていますし、みんなそういう期待の中で、今日もいいピッチングをしてくれたのは、ポストシーズン(PS)にもいくにあたってもすごい喜ばしいことだと思う。本当に素晴らしいシーズンだったと思います」と山本の存在感を強調した。

 ナ・リーグのサイ・ヤング賞は防御率、投球回、WHIPなどで山本を上回るパイレーツのポール・スキーンズ投手が受賞濃厚とされているが、山本も抜群の成績を残した1年だった。

(Full-Count編集部)

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