ド軍補強の目玉が今季絶望 7月トレード加入もわずか4登板…ロバーツ監督明言「手術を受ける」

ドジャースのブロック・スチュワート【写真:イワモトアキト】
ドジャースのブロック・スチュワート【写真:イワモトアキト】

ツインズでは39登板で防御率2.38

 7月末にドジャースに加入したブロック・スチュワート投手が右肩手術を受け、今季絶望となることが分かった。26日(日本時間27日)のマリナーズ戦前の取材に応じたデーブ・ロバーツ監督が明かした。

 スチュワートは今季ツインズで39試合登板して2勝1敗、防御率2.38を残し、トレード期限の7月末に加入した。しかし移籍後はわずか4登板、8月9日(同10日)のブルージェイズ戦を最後に登板なく、12日(同13日)に肩の炎症により負傷者リスト入りした。

 その後はコルチゾン注射などを打ち、復活を目指していたものの肩の状態は上がらず。この日取材に応じたロバーツ監督は「私が理解する限りでは、彼は手術を受けることになる」と話し、今季中の復帰は絶望的となった。名医ニール・エルアトラッシュ医師の診察を経て、今回の手術が決定したようだ。

 ドジャースは今夏のトレードでは大物を狙わず、小幅な補強にとどめた。チームはブルペンを中心に故障者が続出しており、スチュワートは“目玉”選手として期待されていたものの完全に誤算となった。結果的にチームの救援陣は9月に大不振に陥っており、33歳右腕の長期離脱はあまりに大きな痛手となった。

(Full-Count編集部)

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