大谷翔平は2戦連発55号ならず HR1位と2本差のまま…朗希は1回無失点、ド軍は逆転勝ち

大谷は今季最長30試合連続出塁に更新、佐々木は最速161キロで2戦連続無失点
【MLB】ドジャース 3ー2 マリナーズ(日本時間27日・シアトル)
ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地のマリナーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、3打数無安打1四球で打率.279となった。1盗塁を決めて、史上初めて複数回「50本塁打&20盗塁(50-20)」を達成。佐々木朗希投手は7回から5番手として救援。1回2奪三振1安打無失点で2試合連続失点。ポストシーズンのロースター入りへアピールした。チームは逆転勝ちで3連勝を飾った。
大谷は初回先頭、右腕カービーの内角高め98.4マイル(約158.4キロ)に空振り三振。3回1死は四球を選び、今季最長の連続試合出塁を30に更新した。続くパヘスの打席で10試合ぶり盗塁をマーク。3年連続4度目の20盗塁に到達した。昨季に続いて「50-20」を複数回達成するのはメジャー史上初めてだ。
5回1死一塁、7回1死と2打席連続で中飛に倒れた。キング争いでは56発でリーグトップのカイル・シュワーバー(フィリーズ)と2本差のままだ。残り2試合で巻き返せるか。
7回から救援した佐々木は2死からアロザレーナに左越え二塁打を許したが、続く60本塁打のローリーをスプリット攻めで3球三振。1回12球を投げて1安打無失点だった。最速100.1マイル(約161.1キロ)だった。
ベッツ、フリーマンら主力が外れた打線は、1点を追う3回にエンリケ・ヘルナンデスの10号2ランで逆転。6回には一塁で出場したラッシングの右前適時打で加点した。ポストシーズンでブルペン待機する先発のシーハンが1回3奪三振1安打1失点(自責0)だった。
(Full-Count編集部)