シュワーバー、3戦ノーアーチ 大谷と2本差で最終戦へ…2度目のHR王へ前進

2022年に48HRで初タイトル
【MLB】ツインズ 5ー0 フィリーズ(日本時間28日・フィラデルフィア)
フィリーズのカイル・シュワーバー外野手は27日(日本時間28日)、本拠地でのツインズ戦に「2番・指名打者」で先発。3試合連続ノーアーチで、本塁打数は56のままとなった。本塁打王争いではドジャース・大谷翔平投手に2本差をつけ、リードを保ったまま最終戦を迎える。
この日は快音がなかった。第1打席は三振、第2打席は一邪飛、第3打席が二ゴロ、8回の第4打席も三振で4打数無安打2三振。チームも0-5で完敗した。
シュワーバーは大谷と熾烈な本塁打王争いを演じている。8月28日(同29日)のブレーブス戦でMLB史上21人目の1試合4本塁打を記録。以降は11試合連続ノーアーチと足踏みが続いたが、9月9日(同10日)のメッツ戦でリーグ最速で50号に乗せた。すでに自身最多本塁打記録を更新中で、2006年ライアン・ハワードの球団記録58本塁打に肉薄している。
2022年には打率.218ながらも48本塁打を放ち、初めてのタイトルを獲得した。今季は打率も上昇させた上で本塁打数を伸ばし、2度目のタイトルも視野に入る。一方でこの日は大谷のマリナーズ戦欠場が確定。2本差のままシーズン最終戦を迎える。
(Full-Count編集部)