大谷翔平が“あと4”届かなかった大記録 135年ぶり期待も…持ち越しとなった「150」

マリナーズ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
マリナーズ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

リーグ“7冠”でレギュラーシーズンを終える

【MLB】ドジャース 6ー1 マリナーズ(日本時間29日・シアトル)

 ドジャース・大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、レギュラーシーズン全試合を終えた。今季は158試合に出場し、最終戦では自己最多を更新する55号をマーク。今年も記録的なシーズンとなったが、更新まで“あと少し”届かなかった記録もある。

 最終戦で放った55号で、自身が持つ球団記録を更新。OPS1.014はリーグ1位&3年連続の大台突破。MLB公式に掲載されているスタッツでは、OPSに加え、146得点、長打率.622、89長打、380塁打、20敬遠、ISO.340でリーグ7冠フィニッシュとなった。

 一方で、惜しかった記録も。MLB公式サイトの記録マニアとして知られるサラ・ラングス記者はつねづねX(旧ツイッター)で、所属した1球団での最初の2シーズンでの本塁打数を紹介。大谷は2年間で109本。2位のアレックス・ロドリゲスには追いついたものの、1920年~1921年にベーブ・ルースがヤンキース移籍後にマークした113には4本届かなかった。

 また、一時は150を超えるペースだった得点数は、146でフィニッシュ。2000年ジェフ・バグウェル以来となる150得点、1890年にハブ・コリンズが記録した球団記録148得点には届かず、135年ぶり更新とはならなかった。

 とはいえ、今季も残した驚異的な成績で4度目のリーグMVPは確実視されている。ポストシーズン、そして来年以降の大谷翔平が残す数字に注目だ。

(Full-Count編集部)

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