大谷&由伸が驚異の“チーム18冠” 486億円スター軍団を牽引…朗希はPS救世主も

ドジャース・大谷翔平(左)と山本由伸【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平(左)と山本由伸【写真:荒川祐史】

大谷は55HRなど打撃11部門、山本は投手7部門でチームトップ

【MLB】ドジャース 6ー1 マリナーズ(日本時間29日・シアトル)

 ドジャースを牽引したのは間違いなく大谷翔平&山本由伸両投手の日本人コンビだった。28日(日本時間29日)、2025年のレギュラーシーズン全日程が終了。大谷、山本両選手がチーム内の個人成績を“占拠”した。

 まずは打者・大谷だ。今季はチーム最多158試合出場して55本塁打、102打点、20盗塁、OPS1.014を記録した。146得点、出塁率.392、長打率.622、172安打、9三塁打、109四球はいずれもチームトップ。打率、二塁打を除いて打撃11部門でチーム1位となる。

 2年目の山本も堂々の成績を残した。3月の東京シリーズで開幕投手を任された右腕は12勝、防御率2.49、201奪三振をマーク。チーム最多30先発で173回2/3を投げて、WHIP0.99、被打率.183。投手7部門でトップの成績となる。

 今季開幕時のチーム総年俸は30球団トップの3億2878万ドル(約486億円)だった。大谷、山本の日本人コンビがベッツやフリーマン、カーショーやスネルらスターが集うチームを牽引した。右肩インピンジメント症候群で4か月間を離脱した佐々木朗希も、ポストシーズンではブルペン陣の救世主と期待されている。今世紀初のワールドシリーズ連覇へ日本人トリオの躍動が期待される。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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