大谷翔平に“MVPコール” 14分後に米識者が伝えた感謝…同じ時代に生きる喜び

大谷55号からXを連続で更新「何て最高の時代に生きているのだろう」
【MLB】ドジャース 6ー1 マリナーズ(日本時間29日・シアトル)
心からの“感謝”が溢れた。ドジャース・大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地でのマリナーズ戦で今季55号を放った。本塁打王こそ逃したが、驚異の“リーグ7冠”。また、投げても14先発で防御率2.87をマークした。米有識者は「我々はいま、なんという選手を目撃していることか」と称賛を惜しまなかった。
7回に迎えた第4打席。左腕スパイアーとの対戦では、3球目のインハイに投じられた95.1マイル(約153キロ)のフォーシームを捉えた。大谷は打った瞬間に確信。飛距離412フィート(約125.6メートル)の一発で、昨年に自身がマークした自己&球団最多を上回る55本目となった。
長年“大谷推し”を貫き、米放送局「FOXスポーツ」でアナリストを務めるベン・バーランダー氏は55号の直後に自身のX(旧ツイッター)を更新。「ショウヘイ・オオタニが最終戦で自らのドジャース記録を更新した!! MVP! MVP!」と大興奮で伝えると、14分後に思いを爆発させた。
「長年、ショウヘイ・オオタニを史上最高の野球選手だと言い続けてきた。今や、ますます多くの人々がその事実に気づき始めている。最初は私を嘲笑していた人たちでさえも」とバーランダー氏。そして、「何て素晴らしいシーズンだ。何て最高の時代に生きているのだろう。我々はいま、何という選手を目撃していることか」と言葉を綴った。
大谷はエンゼルス時代の2021年、本格的に二刀流としての才能が開花。バーランダー氏は当時から大谷の投打の活躍を絶賛し、2022年にヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手とMVP論争が起きた時も“大谷一択”と主張した。そして今季改めて二刀流が復帰したシーズン。フィールドで成し遂げた伝説に感銘を受けるしかなかったようだ。
(Full-Count編集部)