千賀滉大は「2年連続で不安定」 編成トップが厳しい見解…フル回転期待は「愚かなこと」

メッツ・千賀滉大【写真:ロイター】
メッツ・千賀滉大【写真:ロイター】

スターンズ編成本部長「彼に能力があることは分かっている」

 メッツのデビッド・スターンズ編成本部長は29日(日本時間30日)、取材に応じ千賀滉大投手について言及。「私たちが出来ることは全て尽くすつもりだ。でも、来年30先発することを確約できるかと言われたら、(イエスと答えるのは)愚かなことだ」と厳しい見解を述べた。

 千賀はメジャー3年目の今季6月までは防御率1点台をマーク。しかし6月12日(同13日)のナショナルズ戦でベースカバーに入ろうとし、一塁手アロンソからの悪送球に足を伸ばした際に負傷。1か月の離脱を余儀なくされた。

 復帰後は不振に苦しんだ。9試合に先発したが未勝利で同期間の防御率は5.90。9月5日(同6日)にはマイナー降格を受け入れた。チームも千賀の不振と共に低迷し、後半戦は28勝37敗でプレーオフ進出を逃した。千賀は28日(同29日)に「思い通りに身体をコントロールすることができず、それはグラウンドでの結果にも表れてしまいました。最後の1か月ほど、チームに貢献できなかったことは非常に残念」と語っていた。

 地元放送局「SNY」が公開した動画で、スターンズ編成本部長が千賀について言及。「コウダイは2年連続でとても不安定で、難しいシーズンを過ごした。私たちは、彼に能力があることは分かっている。潜在能力があることは分かっている」と厳しい口調で述べた。

(Full-Count編集部)

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