山本由伸、今季2度目の月間MVP受賞 驚異の防御率0.67&被打率.081…機構発表

防御率0.67、被打率.081、WHIP0.67はメジャートップ
メジャーリーグ機構(MLB)は30日、ア・ナ両リーグの月間最優秀選手(MVP)を発表した。ナ・リーグ投手部門はドジャース・山本由伸投手が今季2度目の受賞を果たした。
山本は4試合に先発して1勝0敗、防御率0.67、27回を投げて34奪三振、11四球、被安打7の内容だった。防御率と被打率.081、WHIP0.67はメジャートップだった。
4月に続いてシーズン2度目の月間MVP受賞。日本投手の月間MVPは5人目で9度目だ。過去には野茂英雄(1995年6月、1996年9月)、伊良部秀輝(1998年5月と1999年7月)、田中将大(2014年5月)、ダルビッシュ有(2020年7・8月と2022年9月)が選出されている。日本投手が同一シーズンで複数回受賞するのは初めてだ。
9月6日(日本時間7日)の敵地・オリオールズ戦ではノーヒットノーランまであと1死という快投を演じた。9月25日(同26日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦にはシーズン200奪三振に到達。日本投手では7人目の快挙で、ドジャース投手では2021年ウォーカー・ビューラー以来4年ぶりだった。
8月31日から9月12日までに「7回以上、10奪三振以上、1失点以内」を3試合連続で達成。2019年マックス・シャーザー以来史上23度目で、勝ち星がつかなかった唯一の例となった。
ア・リーグ投手部門は5勝0敗、防御率1.89だったヤンキースのマックス・フリード投手が受賞。ア・リーグ野手部門はヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手、ナ・リーグ野手部門はナショナルズのデイレン・ライル外野手が選ばれた。ドジャース・大谷翔平投手は候補入りしたものの、受賞はならなかった。
(Full-Count編集部)