ソフトバンク、又吉克樹に戦力外通告 今季1軍登板なし…三笠GMは「現役続行の意思があり発表」

通算503試合登板のリリーフ右腕が戦力外…中日からFA移籍4年目
ソフトバンクは30日、又吉克樹投手に来季の契約を結ばないことを通達した。三笠杉彦GMは「現役続行したいという意思がありましたので発表しました」とコメント。通算503試合に登板しリリーフとして経験豊富な又吉だが、プロ12年目の今季は1軍での登板はなかった。
連覇を果たしたソフトバンクがベテラン右腕の戦力外を発表した。又吉は昨季40試合に登板しブルペンを支えたが、今季は1軍での登板はなく、2軍で27試合に登板していた。通算503試合登板で47勝32敗173ホールド11セーブ。球界を代表するリリーフ右腕として実績を積み重ねてきた。
又吉は2013年ドラフト2位で中日に入団。2014年から3年連続で60試合以上に登板するなど、リリーフとして活躍。2021年オフにFA宣言しソフトバンクに移籍した。移籍1年目から3年連続で30試合以上に登板していたが12年目の今季、無念の通告を受けた。
球団発表直後、又吉は自身のX(旧ツイッター)でファンに向けて戦力外を報告。「4年間本当にありがとうございました。怪我やリハビリ、優勝などたくさん経験させていただきました!! 1軍の試合が残っているなかで突然の報告になり申し訳ありません。チームはCS日本シリーズと試合が残っていますので応援よろしくお願いします。今後についてはまた報告させて頂きます」と綴った。
28日に2軍の全日程が終了し、翌29日から各球団で戦力外の第1次通告期間が始まっており、この日はDeNAも三嶋一輝投手ら8選手の戦力外を発表していた。
(Full-Count編集部)