大谷翔平「最高の形でスタート」 先頭打者HR&特大138m弾の大暴れ…地区S進出王手「いいゲームだった」

本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

地区S進出へ王手

【MLB】ドジャース 10ー5 レッズ(日本時間1日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は30日(日本時間10月1日)、レッズとのワイルドカードシリーズ第1戦に「1番・指名打者」で先発出場し、ポストシーズン初の1試合2本塁打をマーク。5打数2安打3打点の活躍で勝利に貢献した。試合後にテレビインタビューに応じた大谷は、「初戦取れていいゲームだった。攻撃面含めて、最後まで攻められたのが良かった」と話した。

 大谷が打線を勢いづけた。初回先頭、剛腕グリーンの100.4マイル(約161.6キロ)をフルスイング。ポストシーズン1号先頭打者弾が右翼スタンドへ飛び込んだ。打球速度117.7マイル(約189.4キロ)、飛距離375フィート(約114.3メートル)、角度21度。あっという間に飛び込む弾丸ライナーだった。「難しいコースでしたけど、しっかりといいスイングができて、最高の形でスタートできた」と話した。

 2発目は6点リードの6回2死一塁、右腕フィリップスから右中間へ2号2ラン。ポストシーズン1試合2発は自身初。打球速度113.5マイル(約182.7キロ)、飛距離454フィート(約138.4メートル)、角度34度の特大アーチだった。「あの球は比較的甘めでしたけど、ランナーいる場面で、大きい追加点になったかなと思います」と振り返った。

 現在の打撃の状態については「比較的ゾーンの見極めも出来ている。継続するのが難しいと思うので、しっかり自分の打席を送れればいい結果が出てくるのかな」と話した。

 これで地区シリーズ進出に王手をかけた。「今日はスネル投手が素晴らしいパフォーマンスで、明日につなげていると思うので、由伸もね、もちろんいい波に乗ってくれると思ってますし。打線もその波に乗って、初回からしっかり詰めれればいいんじゃないかなと思います」。2連勝での突破へ、意気込みを語った。

(Full-Count編集部)

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