ソトに1130億円契約→まさかのPO逸 同地区大砲が痛烈皮肉…成績“悪化”に苦笑

メッツは昨季リーグ優勝決定Sに駒を進めるも…今季はPO逸
“問題児”がまた大胆発言だ。2年連続でナ・リーグ東地区を制したフィリーズの主砲、ニック・カステヤノス外野手が2日(日本時間3日)に米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演。今季ポストシーズンに進出できなかったメッツへ皮肉を飛ばした。
元ヤンキースのエリック・クラッツ氏から「(レギュラー)シーズンをご覧になって、プレーオフに進出ができずに驚いているチームはありますか?」と問われたカステヤノスは少し考えた後、「チーム(メッツ)が1人の選手に7億6500万ドル(約1125億円)をつぎ込んで、プレーオフに進出できないなんていつだって少し驚くよ」とニヤリとした。
メッツは昨オフにドジャース・大谷翔平投手を上回る歴代最高額の15年総額7億6500万ドル(約1130億円)でフアン・ソト外野手を獲得。米データサイト「コッツ・ベースボールコントラクツ」によると、今季の総年俸はメジャー2位の3億3810万ドル(約560億円)に及んだ。しかし、後半戦に急失速。シーズン最終戦に敗れ、今季のポストシーズン進出を逃した。
カステヤノスは「『驚いているか?』と聞かれたら、分からないと答える。だって、野球は難しい(スポーツ)だからね。悪口を言いたい訳じゃないんだけど、そういう補強をすれば普通、チームは過去と比べてもっといい成績を残すはずだ」。昨年はナ・リーグ優勝決定シリーズまで進みながらも、早期敗退した同地区のライバルに手厳しい声を寄せた。
2022年にフィリーズと5年1億ドル(約147億円)の契約を結んだ33歳は今季147試合で打率.250、17本塁打72打点をマーク。一方で6月には“不適切”な発言により237試合ぶりにスタメンを外されるなど、問題行動が時折見られることでも話題を集める。
(Full-Count編集部)