大谷翔平、9回の奇策は指揮官の指示「時間を稼いで」 佐々木朗希登板直前…打席に納得

試合後、会見に臨んだドジャース・大谷翔平【写真:小谷真弥】
試合後、会見に臨んだドジャース・大谷翔平【写真:小谷真弥】

佐々木朗希が準備中…9回2死でバントの構え

【MLB】ドジャース 5ー3 フィリーズ(日本時間5日・フィラデルフィア)

 ドジャースの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、フィリーズとの地区シリーズ第1戦に「1番・投手」で投打同時出場。9回の第5打席でバントの構えを示した。試合後、「監督から時間を稼いでほしいというオーダーが出ていた」とデーブ・ロバーツ監督の指示があったことを明かした。

 2点リードの9回。ブルペンでは1死になったところで佐々木朗希投手が準備を始めていた。2死で打席にたった大谷は初球にバントの構えを見せると、その後打席を外し時間を取る場面もあった。さらに四球を選び出塁していた。

 試合後、「ウィルのアットバット(打席)くらいで朗希が作り始めていたので。監督から時間を稼いでほしいというオーダーが出ていた」と明かした。続けて「そういう意味ではいいフォアボールだったのかな」とうなづいた。

 その後、2点リードのまま佐々木は最終回に登板。1死から二塁打を許したものの、無失点で切り抜け日米初セーブをあげた。

(Full-Count編集部)

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