ソフトバンク、京大出身右腕に戦力外通告 理学療法士試験に合格で話題…今後は未定「厳しい部分も」

ソフトバンクから戦力外となった水口創太【写真:竹村岳】
ソフトバンクから戦力外となった水口創太【写真:竹村岳】

今季は3年目で初の2軍戦登板

 ソフトバンクの育成・水口創太投手が7日、みずほPayPayドーム内の球団事務所を訪れ、来季の契約を結ばない旨を伝えられた。

 2022年に育成ドラフト7位で入団した右腕は滋賀出身。膳所高から1年間の浪人を経て、京大医学部に進学。同医学部からは初のプロ野球選手として話題を集めた。理学療法士の国家資格も持つ異色の経歴を持つ右腕が、3年でチームを去ることとなった。

 3年目の今季は、2軍戦に1試合登板。2回2/3を投げて防御率6.75の成績。公称195センチ、102キロの恵まれた体格を持ちながらも、怪我にも泣かされ、そのポテンシャルを発揮することはできなかった。

 取材に応じた水口は、今後については「ゆっくり考えたいです」とし、野球を続けたいかとの問いには「そこに関しては、まだなんとも言えない。厳しい部分もあると思うんで」と話した。京大卒というキャリアが注目を集めた右腕は、「プロにはなりたいっていうのは一番の目標であった。その夢であったプロ野球の世界で過ごせたっていうことが本当に、自分の中では大きかったかなと思います」とコメントした。

(Full-Count編集部)

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