大谷翔平の適時打が生んだ“歴代最長” 54年ぶりのMLB記録…大舞台で輝く強力打線

フィリーズ戦で適時打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
フィリーズ戦で適時打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

7回に右前へタイムリー…シリーズ初安打

【MLB】ドジャース 4ー3 フィリーズ(日本時間7日・フィラデルフィア)

 ドジャース・大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、敵地で行われたフィリーズでの地区シリーズ第2戦に「1番・指名打者」で先発。3-0で迎えた7回2死一、二塁の第4打席に適時打を放った。雄叫びを上げた一打により、ドジャースは“快記録”を成し遂げた。

 第1戦は4打席連続三振を喫し、4打数無安打1四球だった。この日の第1打席は三振、第2打席がニゴロ、第3打席は一ゴロと当たりがなかったが、7回だった。

 ドジャースはテオスカー・ヘルナンデス外野手の好走塁で先制、ウィル・スミス捕手の2点適時打で3点目を加えた。そして大谷が左腕ストラームから右前適時打を放って4点目を挙げた。打球速度111.6マイル(約179.6キロ)の強烈な一打が二塁手の横をあっという間に抜けていった。

 MLB公式のサラ・ラングス記者によると、ドジャースはこれでポストシーズン13試合連続で4得点以上をマークしたという。1970~71年のオリオールズに並ぶポストシーズン記録になったと伝えた。ドジャースが最後に4点未満に終わったのは、昨年のリーグ優勝決定シリーズ第2戦(3点)。強力打線が勝利につながっているようだ。

(Full-Count編集部)

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