ヤクルト、池山隆寛新監督の就任を発表 最下位からの再建へ…球団社長「適任であると判断」

現役時代はヤクルト一筋19年で通算304本塁打の「ブンブン丸」
ヤクルトは9日、次期監督に現2軍監督の池山隆寛氏が就任すると発表した。10日に監督就任会見を行う。2020年から6年間2軍監督を務めており、チームを熟知している59歳に再建を託す。
チームは今季、57勝79敗7分けの勝率.419で5シーズンぶりの最下位に沈んだ。6年間指揮を執った高津臣吾監督は、すでに今季限りで退任することが9月28日に発表されていた。
池山氏は現役時代はヤクルト一筋で19年間プレーし、「ブンブン丸」の愛称で親しまれた。通算304本塁打は、今季山田哲人内野手に抜かれるまで球団最多記録だった。
現役を引退後は楽天の打撃コーチ、ヤクルトでも2軍打撃コーチや1軍打撃コーチなどを歴任。2020年からは2軍監督として若手選手を送り出してきた。内部昇格となる池山新監督が、チーム立て直しの大役を担う。
林田哲哉代表取締役社長オーナー代行は「6年間にわたり2軍監督として若手の育成に尽力し、成長に導いてくれた。チームの再建、底上げを託す人材として適任であると判断しお願いしました」とコメントした。
(Full-Count編集部)