ド軍との対戦を「誰も予測しなかった」 圧倒的年俸差も…ブルワーズ監督が覗かせた自信

ブルワーズ監督が語ったド軍戦への思い
【MLB】ブルワーズ 3ー1 カブス(日本時間12日・ミルウォーキー)
ブルワーズは11日(日本時間12日)、本拠地でカブスとの地区シリーズ第5戦に3-1で勝利。ナ・リーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。試合後、パット・マーフィー監督は「彼らは1年中、懸命にやってきました。誰もがです。ブルワーズがこのシリーズでドジャースと対戦すると誰も予測しませんでしたからね」と語った。
地区シリーズでは2連勝の後、2連敗を喫し、互いに王手をかけて迎えた第5戦。先発に守護神メギルを送り込み、剛腕ミジオロウスキーをロングリリーフで起用した。失点は鈴木の本塁打のみ。コントレラス、ボーン、トゥラングのソロ3本で勝利した。
オフには昨季ドジャース・大谷翔平投手と打点王を争ったウィリー・アダメス内野手がFAでジャイアンツに移籍。年俸総額は7500万ドル(約113億円)でメジャー24番目と決して高くない。それでもレギュラーシーズンで30球団最高の97勝65敗、勝率.599をマークしている。
今季、ドジャース相手にも6勝0敗と圧倒しているブルワーズ。試合後、マーフィー監督は「彼らは今年、野球界で最高の成績を収めたので、(ワイルドカード)シリーズを戦う必要がありませんでした」と自信を込めた。続けて「このシリーズを我々のやり方で勝てたこと、ただただ感謝しています」と語った。
(Full-Count編集部)