大谷翔平より絶不振…崖っぷちの元MVPが語った胸中 打率.091で3連敗「残りのことは後で」

イエリッチが語った胸中
【MLB】ドジャース 3ー1 ブルワーズ(日本時間17日・ロサンゼルス)
ブルワーズは16日(日本時間17日)、敵地・ドジャースとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦に1-3で敗れ、王手をかけられた。かつてMVPを獲得したクリスチャン・イエリッチ外野手はここまで打率.091と不振。試合後、「私たちは今、大きな(落とし)穴に落ちている。小さい目標に切り分けて考えなければならない」と胸中を語った。
日本ではドジャース・大谷翔平投手の不振が取り沙汰されているが、直近は大谷以上に苦しんでいる。リーグ優勝決定シリーズはここまで3試合で11打数1安打の打率.091となっている。
チームは3連敗で王手をかけられた。地元紙「ミルウォーキー・ジャーナルセンチネル」のトッド・ロジアック記者が公開した動画内でイエリッチは「1年通して、私たちはチームメートを信頼してきた。誰かができなくても、次の選手がやってくれる」と複雑な胸中を語った。そして「今の目標は、ミルウォーキーでのシリーズに戻ることだ。残りのことは後で考える」と目の前の1試合に集中した。
第4戦に立ちはだかるのは大谷だ。「準備ができた状態で挑む。彼はいい球を持っている。対戦は彼がエンゼルスに所属していた時のスプリングトレーニングでの1打席だけなので、久しぶりになる。なので(大谷の)映像を見て、ゲームプランを立てないといけない。どうなるか見守ろう」と切り替えた。
(Full-Count編集部)