大谷翔平は「他の惑星から来ている」 伝説の指名打者が二刀流を大絶賛「勝負してはいけない」

3本目の本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
3本目の本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

指名打者のMVP論争でも話題になったレジェンド

 ドジャースの大谷翔平投手が17日(日本時間18日)にブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズで打者として3本塁打、投手として10奪三振という離れ業を披露。偉大な指名打者のレジェンドも、その活躍を独特な表現で称えた。

 大谷は投手として初回に3者連続三振を奪った直後、右翼最上段に先頭打者弾を運ぶと、4回には右翼場外に飛ばす飛距離469フィート(約142.9メートル)の特大弾。7回にもバックスクリーン左に運び、これまでの不振を払拭するような大暴れだった。投手としては6回0/3で100球を投げて2安打無失点。最速100.3マイル(約161.4キロ)で10奪三振、3四球で勝利投手となった。

 この偉業に、かつてレッドソックス86年ぶりのワールドシリーズ優勝に大きく貢献するなど、通算541本塁打を記録したデビッド・オルティス氏が反応。自身のインスタグラムのストーリーズに大谷との2ショットの写真とともに「勝負してはいけない。オオタニは他の惑星から来ているからだ」と投稿した。

 2005年に47本塁打148打点、2006年に54本塁打137打点をマークするも、指名打者という事情から現役時代にシーズンMVPに選ばれることがなかったオルティス氏。昨季の大谷のMVP選出前には「彼らは私がDHだから、常にMVPを(私に)与えないようにしてきたという問題があった」と発言していたこともあった。それから約1年後、DHではなく投打二刀流での大暴れには感服した様子だった。

(Full-Count編集部)

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