世界野球ソフトボール連盟、大陸代表副会長に山中正竹氏が再選 女子野球部門では六角彩子が理事に

アジア野球連盟選挙とWBSC総会で再任が承認
世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は18日、タイのバンコクで開催された第6回通常総会で役員選挙を実施し、山中正竹氏と六角彩子氏がそれぞれ理事に再選されたと発表した。山中氏はアジア野球部門の大陸代表副会長、六角氏は女子野球部門のアスリート代表理事として4年間の任期を担う。
山中氏は17日に行われたアジア野球連盟総会における選挙で副会長に選出され、翌18日のWBSC総会で正式に承認された。アジア野球部門の中核を担う立場として、今後も地域全体の発展をけん引することが期待される。
山中氏は「BFA加盟国・地域から多くの支持をいただいて大陸代表副会長に当選できたことを嬉しく思います。BFAを代表する役員として、WBSCやBFAの他の役員の皆さんとしっかりと連携をとり、世界における野球型競技の普及発展に貢献していきたいと思っております。」とコメントした。
一方、六角氏は女子野球部門のアスリート代表理事として無投票で承認された。競合候補者がいなかったため、総会での承認手続きのみで再任が決まった形となる。競技者の立場を代表し、女子野球の普及や競技環境の改善などに尽力していく。
六角氏は「アスリート委員として再び活動の機会をいただけたことに心から感謝しています。これまで競技を通じて得てきた経験を還元し、アスリートが夢を持ち続けられる環境づくりに力を尽くしていきたいと思います。世界中の野球・ソフトボール、そしてベースボール5に携わる仲間と共に、未来への架け橋となれるよう努めてまいります」と語っている。
WBSCは各カテゴリーにおける野球の世界大会などを主催。そのほか、世界全体における野球、ソフトボールの競技振興を主導している。現在はリッカルド・フラッカーリ氏が会長を務めている。
(Full-Count編集部)