カーショー、大谷翔平が「心を開いてくれた」 かつては因縁も…語った“関係の変化”

ワールドシリーズ前日会見に臨んだドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ワールドシリーズ前日会見に臨んだドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

2017年の入団交渉に参加も大谷はエンゼルス入り

 ドジャースのクレイトン・カーショー投手は23日(日本時間24日)、ワールドシリーズの前日会見に臨んだ。大谷翔平投手について言及。「私たちにとても心を開いてくれたと思う」と語った。

 ドジャース一筋18年のカーショーは今季限りで現役引退を発表している。2008年にメジャーデビュー。通算223勝を挙げ、3度のサイ・ヤング賞、2度のワールドシリーズ制覇と輝かしいキャリアを築いた。プレーオフでは中継ぎ待機している。

 日本ハムからポスティングされた2017年12月、大谷はドジャースと入団交渉を行った。その際、カーショーは短いオフの家族サービス中に大谷の入団交渉でロサンゼルスまで呼ばれた。ただ、当時はナ・リーグに指名打者制度がなく、大谷はドジャースを選んでいた。

 カーショーは当時について「ショウヘイが来た時は、お互いあまり知らなかった。彼は自らの意思で、プライベートになることを選択していると思う」と振り返った。かつては“因縁”とも言われていたが、チームメートとなり関係は変わった。

「クラブハウスでは、私たちにとても心を開いてくれたと思う。今年彼と一緒にプレーして、とても楽しかった。(活躍を)見てアメージングと感じるけど、もっと彼と話したり、ここ数年でもっと関係性を深められた。彼はグレート。本当にいいチームメート」

 そう語ったカーショー。続けて「彼はロックスターのようだけど、私たちと比べて誰よりも対処が上手。素晴らしいと思うし、彼とチームメートで嬉しいよ」と賛辞を惜しまなかった。

(Full-Count編集部)

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