ロッテ、引退の美馬学氏のコーチ就任を発表 サブロー新政権を2軍からサポート「全力を」

今季限りで現役を引退した美馬学【写真:小林靖】
今季限りで現役を引退した美馬学【写真:小林靖】

今季限りで現役引退「恩返しの気持ちを胸に」

 ロッテは24日、今季限りで現役を引退した美馬学氏が2軍投手コーチに就任したと発表した。背番号は後日発表される。

 美馬氏は茨城・藤代高、中大、東京ガスを経て2010年ドラフト2位で楽天に入団。2019年オフにFA権を行使してロッテに移籍。加入1年目の2020年は10勝をマークした。今季は開幕から2軍暮らしが続き、現役引退を決断していた。

 9月30日にZOZOマリンスタジアムで行われた楽天戦で引退試合として先発登板。先頭の浅村栄斗内野手に対し、初球は140キロを計測していたが、5球目が打者の背中を通す暴投に。フルカウントになり、6球目も背後への投球となったが、浅村がスイングして空振り三振となっていた。その試合で右肘屈筋共同腱断裂と診断され、手術をしていた。

 チームはサブロー新監督の元、再建を目指している。本人のコメントは以下の通り。

「このたび、千葉ロッテマリーンズのコーチに就任することになりました。これまで支えてくださったファンの皆さま、指導者の方々、チームメート、そして家族に心から感謝しています! 恩返しの気持ちを胸に、これからは選手たちの成長をサポートし、チームに貢献できるよう全力を尽くしたいと思います!」

(Full-Count編集部)

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