佐々木朗希は「終盤で投げさせる」 ド軍監督が明かすプラン…WS未登板も揺るがぬ信頼

取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:荒川祐史】
取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:荒川祐史】

ロバーツ監督が会見で語った佐々木朗希の起用法

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は26日(日本時間27日)、本拠地で行われるブルージェイズとのワールドシリーズ第3戦前に取材に応じた。ここまでの2戦で登板のない佐々木朗希投手について「終盤で投げさせることを考えている」と語った。

 会見場に集まった報道陣から佐々木の起用法について聞かれたロバーツ監督は「ああ、おそらく試合終盤で投げさせることを考えている」と回答。第1戦ではリリーフ陣が打ち込まれ大敗を喫しただけに、勝ち試合の9回に限定せず、勝敗を分ける終盤での起用を示唆した。

 ロバーツ監督は、佐々木が救援投手として最終回よりも早いタイミングで登板する可能性があるかどうかについて問われたものの「現状で、私としては、より終盤でのタイミングでの起用することを見ている」と言及。他の救援投手との兼ね合いを考慮しつつも、試合終盤に託す考えを強調した。

 25日(同26日)の第2戦はリードして終盤を迎えたが、佐々木の登板はなく山本由伸投手が9回を投げきり完投勝利を収めた。指揮官は「私が見ていたのは、ヨシの投球フォームにまだ一貫性があったかどうかを確かめていて、実際のところ問題はなかった。そして球のクオリティにも注目していた。そしてイニングがどう展開していくかも注目していた。対戦打者ごとに(山本を続投させるかどうか)考えるような状況だったが、彼(山本)に試合を終わらせてほしかった」と、山本に託した背景を振り返った。

 佐々木はここまでのポストシーズンで7試合に登板。3セーブ、防御率1.13、WHIP0.63と圧倒的な数字を記録しているが、ワールドシリーズではここまで未登板。本拠地での“初登板”に期待がかかる。

(Full-Count編集部)

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