佐々木朗希、WS初登板 同点8回のピンチからマウンドへ→2人打ち取る、本拠地「ROKI」コール

ドジャース・佐々木朗希【写真:ロイター】
ドジャース・佐々木朗希【写真:ロイター】

PSは7登板で3セーブ&防御率1.13

【MLB】ドジャース ー Bジェイズ(日本時間28日・ロサンゼルス)

 ドジャース・佐々木朗希投手が27日(日本時間28日)、本拠地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第3戦に8回から登板した。ワールドシリーズでは初登板。1勝1敗の負けられない試合で大事な場面を任された。2人の打者を打ち取り、無失点に封じた。

 ドジャースは4-4の7回に1点を勝ち越されたが、その裏に大谷翔平投手がこの日2本目となる一発を放ち、試合を振り出しに戻した。しかし8回、ジャック・ドレイヤー投手が失策などで1死一、二塁のピンチを招き、デーブ・ロバーツ監督が動いた。

 佐々木が自身初のワールドシリーズのマウンドに上がった。先頭のタイ・フランス内野手は三ゴロとして2死二、三塁となり、続くネイサン・ルーク外野手はカウント1-2からの5球目のスプリッターを当てられた。佐々木はジャンプしながら捕球。一塁への送球は少しそれたものの、フレディ・フリーマン内野手が捕球してアウトにした。本拠地は「ROKI」コールが巻き起こった。

 メジャー1年目の今季は開幕ローテ入りして8先発、1勝1敗、防御率4.72だった。5月に右肩インピジメント症候群により負傷者リスト入りし、8月中旬に3Aで実戦復帰。チーム事情でブルペンに移り、9月24日(同25日)に再合流した。レギュラーシーズンでは2試合に救援登板し、防御率0.00だった。

 ポストシーズンではレッズとのワイルドカードシリーズで“胴上げ投手”になると、フィリーズとの地区シリーズ第1戦では日米通じて初セーブ。第2戦では緊急登板で2セーブ目を挙げた。第4戦では3回をパーフェクト投球。ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦でもクロージングした。

(Full-Count編集部)

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