大谷翔平、死闘翌日の先発は「素晴らしい経験」 寝たのは「2時くらい」…一問一答

試合後の会見に出席したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
試合後の会見に出席したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

ワールドシリーズ第4戦に先発した大谷

【MLB】Bジェイズ 6ー2 ドジャース(日本時間29日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、ブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第4戦に「1番・投手」で出場。投げては6回0/3を6安打4失点、6奪三振1四球でプレーオフ初黒星。打撃は3打数無安打1四球だった。試合後の一問一答は以下の通り。

――何時間寝れたか?
「(午前)2時ぐらいにベッドには行きました。それなりに睡眠は取れましたし、昨日は長い試合でしたけど、なるべく寝られるようには努めました」

――体調は?
「そうですね。それなりの体調でマウンドには行くことができたので」

――安打が出なかった理由は。
「ポストシーズンはもちろん対戦するピッチャーが素晴らしいピッチャーばかりですし。いいチームの中でもいい投手たちがもちろん投げてはくるので。なかなか数字上の差が出やすいというか、そういうことはあるかなとは思いますけど。その中でみんながチームの方針としてやるべきことをしっかりできれば、最低限のヒットの中で得点できるんじゃないかなと思ってます」

――敬遠はあったが、走者いるいないで対応は変わったか。
「それはポストシーズンに限らず、ランナーがいる場面、いない場面。どこにランナーがいるかによっても多少こう変わってはくるのかなと思いますけど。基本的にはシーズン中も何回も言ってますけど、ストライクを振る、ボールを見逃すっていうシンプルなこと。それさえできれば、どんな球が来てもストライクを打つことはできるので、どんな試合でもやることは基本的には変わらないかなとは思ってます」

――長いイニングを投げないといけないプレッシャーは。
「それはもちろんそうです。レギュラーシーズンもそうですし、ポストシーズンでも。昨日みたいになかなかあれぐらい長い試合ってのはないと思いますけど、スターティングピッチャーとしては最低でも6回。今日はもちろん7回まで投げ切れれば1番良かったですけど、そこができなかったのが悔やまれるところかなとは思います」

――前日の長い試合を経ての登板。きつい経験だったか。
「そうですね。経験という意味では素晴らしい経験ができたかなとは思ってますが、もちろん今日勝てなかったことに対しても反省、次回(登板が)どこになるかわからないですけど、反省点が必要かなとは思いますし。ウィル(・スミス)もね、ウィルも昨日18回キャッチャーとして最後まで出ているのも素晴らしいですし、全員が素晴らしいゲームを昨日やって。今日は負けてしまいましたけど、いいことも悪いことも切り替えて、明日の1試合に集中したい」

――ゲレーロJr.に被弾。
「やっぱりスポットが良くなかったなっていう明らかな失投ではあるので、悔やまれる1球だったなっていうのは、結果論からするとその通りかなと思ってます」

――ビーバーについて。
「素晴らしかったですね。もちろん、ポストシートの中で投げているスポットも良かったですし、端っこのストライクゾーンの周りのピッチングっていうのが素晴らしかったんじゃないかなと思います」

昨日は「脱水症状気味ではあった」

――昨日の試合を終えて疲労は。第5戦以降の投手の準備は。
「昨日はしっかりケアして、それなりに試合の後に時間もとって、ちゃんとケアをして(試合に)入れたので。なかなかあれだけ長い試合をやった後に先発というのはあることではないですけど。その中でも今日こうやっていい状態で試合に臨めたのも、昨日色々サポートしてくれた人のおかげかなと思っています」

「投げる可能性としては、どこまでもつれるかのによると思いますけど、もちろん全試合必要であれば準備したい。昨日みたいに延長戦に入ってなかなか決まらない試合もあるかと思うので、いつでも行けるように準備したい」

――昨日の試合を経て、体のバランスはどうだったか。
「昨日の試合がどうのこうの、というのは特に言うつもりはないですけど。単純に自分の技術的な動きがブルペンの時から良くなかったので、そういう試合は数多くありますし、そういう時にどうするかという話なので、その中での6回まではある程度粘れる状態では投げてこれた。7回は先頭の含めて、あそこが悔やまれるところかなと思います」

――昨日、脚が痙攣した場面があった。今日への影響、対策は。
「脱水症状気味ではあったので、睡眠時間も短い中で、少しまた攣るんじゃないかなという不安もありましたけど、幸いにも最後までそういうことはなかったので、よかったんじゃないかなと思います」

――ワールドシリーズで最後のマウンドにあがるイメージはあったか。
「基本的にそれはクローザーの仕事ではあるので、今はもちろん朗希が務めてますし。そこまでまず、みんなで繋いでいけるのがベストなシナリオ。特に第何戦に投げるということではなく、自分が与えられた先発の中で、自分がしっかりと仕事ができれば最後は誰がマウンドに立っていてもそこは関係ないのかなと思います」

(Full-Count編集部)

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