大谷翔平の“落選”に「冗談だろ?」 シュワーバーに奪われた1位…選手の判断に疑問噴出

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷は選手会のMVP、ナ最優秀選手賞を逃す

 メジャーリーグ選手会(MLBPA)は29日、選手間投票で選ぶナ・リーグ最優秀選手賞を発表。ドジャース・大谷翔平投手は選ばれず、フィリーズのカイル・シュワーバー外野手が選ばれた。SNSでは驚きの声が上がっている。

 大谷は今季リーグ2位の55本塁打を放ち、打率.282、102打点。20盗塁、OPS1.014と好成績を残した。2年ぶり復帰となった投手では14試合登板で1勝1敗、防御率2.87。47回を投げて62奪三振、WHIP1.04をマークした。

 ナ・リーグ最優秀選手賞には、大谷の他に56本塁打&132打点の2冠に輝いたシュワーバー、43本塁打に加えてともにリーグ1位の38盗塁&出塁率.396を記録したメッツのフアン・ソト外野手が選ばれていた。大谷は本塁打、打点こそシュワーバーに1位を譲ったものの、打率、安打数、OPSなどでは上回っていた。

 大谷はエンゼルス時代の2021に両リーグの年間最優秀選手とア最優秀野手をW受賞。2023年にア最優秀野手、54本塁打&59盗塁をマークした昨年はナ最優秀野手に選出されている。今年は両リーグの年間最優秀選手「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」にも最終候補入りしていたが、60本塁打を放ったマリナーズのカル・ローリー捕手に譲っている。

 ナ・リーグ最優秀選手賞は選手間の投票で選ばれる。SNSでは「驚いた。年間最優秀がローリーはわかるけど、NLシュワーバーか」「シュワーバーはなぜ?」「冗談だろ?」「選手間ならシンプルにHR数や打点を上回ったシュワーバー選ばれても不思議ではないな」「まじかいな」と驚きの声が寄せられた。

(Full-Count編集部)

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