ベッツ「僕は酷い状態。本当に酷い」 見えぬ復調…クラブハウスで漏れた“本音”

三振に倒れたドジャースのムーキー・ベッツ【写真:荒川祐史】
三振に倒れたドジャースのムーキー・ベッツ【写真:荒川祐史】

3番に変更も4の0…WSは打率.130、OPS.361

【MLB】Bジェイズ 6ー1 ドジャース(日本時間30日・ロサンゼルス)

 ドジャースは29日(日本時間30日)、ブルージェイズとのワールドシリーズ第5戦に敗れ、シリーズ成績は2勝3敗となった。ムーキー・ベッツ内野手は定位置の2番から3番へと打順が変わったが、4打数無安打2三振。シリーズ5試合では打率.130、OPS.361にとどまっている。試合後には「僕はあまりに酷い」と現状を語った。

 大谷翔平投手の後ろを打つベッツだが、今ポストシーズンでは状態が上がらず。第5戦前の時点で14試合で打率.250、0本塁打6打点、OPS.688。延長18回にもつれた第3戦は8打数1安打で、大谷の4打席連続申告敬遠という屈辱を目の前で受けた。

 この日は3番に打順を変えて臨んだが、第1打席は3球三振に倒れると、以降も本調子とはほど遠い出来で凡退を繰り返した。試合後のクラブハウスでは新人イェサベージの快投を称えつつも、「個人的には、僕は酷い状態です。本当に酷い。努力が足りないせいだったらいいんだけど、そうではないんです。だから、答えが見つかりません」と肩を落とした。また、体の不調があるかとの問いには「大丈夫。ただ打ててないだけ」と現実を見つめた。

 第6戦の先発は、第2戦で9回1失点完投した山本由伸投手が上がる。「(ヨシの登板は)大きな自信になる」としつつも「でも、僕らが打たないといけない。打たないと。ヨシは彼の仕事をしてくれるでしょうし、もちろんそうしてもらう必要がある。でも、僕らが打たないと。そこは避けて通れない」と打線の復調が必要不可欠とした。

(Full-Count編集部)

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