大谷翔平“外し”に米怒り「馬鹿げてる」「正気か?」 理解できないシュワーバー選出

両リーグの年間最優秀選手はローリーが受賞
まさかの結果だった。メジャーリーグ選手会(MLBPA)は29日、選手間投票で選ぶナ・リーグ最優秀野手「アウトスタンディング・プレーヤー」を発表。56本塁打&132打点の2冠に輝いたカイル・シュワーバー外野手が初受賞した。一方でドジャース・大谷翔平投手が選外となり、米ファンは「正気か?」「馬鹿げてる」と怒りの声をあげている。
大谷は今季自己最多を更新する55本塁打をマークした。3年連続の本塁打王とはならなかったが、MLB公式サイトに掲載されているスタッツでは146得点、長打率.622、OPS1.014、89長打、380塁打、20敬遠、ISO.340の“7冠”と、打者だけでも圧倒的なシーズンを送った。
選手会のナ・リーグ最優秀野手を逃すと、米メディアも一斉速報した。米ファンも驚きを隠せず、「馬鹿げてる。二刀流のスターよりDH専任の選手を選ぶなんて?」「笑っちゃうね。オオタニはシュワーバーと同じくらいホームランを打って、さらに週に5~6イニングも投げてるんだよ」「正直、恥ずかしい話だよ。シュワーバーもいい選手だけど、オオタニより優れたことなんて何もしてないだろ」「両リーグの選手たちがこんなに嫉妬深いとは思わなかったわ」などと批判の声が殺到した。
大谷はエンゼルス時代の2021に選手会MVPとア最優秀野手をダブル受賞。2023年にア最優秀野手、54本塁打&59盗塁をマークした昨年はナ最優秀野手に選出されている。今年は選手会MVPの最終候補入りしていたが、60本塁打を放ったマリナーズのカル・ローリー捕手に譲っている。
(Full-Count編集部)