崖っぷちド軍がまた打順入れ替え 大谷「1番・DH」、ベッツは4番…山本由伸が先発

敵地でのワールドシリーズ第6戦に「1番・指名打者」で出場
【MLB】Bジェイズ ー ドジャース(日本時間1日・トロント)
ドジャースの大谷翔平投手は31日(日本時間11月1日)、敵地で行われるブルージェイズとのワールドシリーズ第6戦に「1番・指名打者」で出場する。シリーズは第5戦を終えて2勝3敗でブルージェイズがリード。ドジャースは勝てば2年連続のワールドシリーズ制覇に“逆王手”をかけることができる。
大谷は29日(同30日)の第5戦に「1番・指名打者」として出場。4打数無安打に終わり、2試合連続ノーヒットでポストシーズン打率は.250となった。28日(同29日)の第4戦では「1番・投手兼指名打者」として、ワールドシリーズ史上初の投打二刀流での出場となった。WS初登板は7回途中まで6奪三振1四球6安打4失点。ポストシーズン(PS)初黒星を喫した。バットでは3打数無安打1四球。チームは6失点で完敗していた。
またも“大合唱”を聞くことになるか。24日(同25日)、敵地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第1戦には「1番・指名打者」でスタメン出場。7回の第4打席で2ランを放った。すると、9回2死で迎えた第5打席では敵地から「We don’t need you!」のチャントが起こった。25日(同26日)の第2戦は4打数1安打だった。
27日(同28日)の第3戦は延長18回、6時間超の大接戦を勝ち切ってシリーズを2勝1敗とした。大谷は2本塁打を含む4打数4安打3打点3得点。5つの四球を選び、勝利に貢献していた。1試合4敬遠、9出塁でワールドシリーズ新記録を作った。
チームは第5戦でムーキー・ベッツ内野手を4年ぶりの3番に置いたが、第6戦で再び打線にテコ入れ。2番にウィル・スミス捕手が入り、ベッツは4番で起用された。センターにはトミー・エドマン内野手が入った。
昨季はワールドシリーズ第2戦でスライディングをした際に左肩を痛め、亜脱臼と診断されていた。その後も試合には出続けたが、シーズンオフに手術を行った。勝てば3勝3敗となり“逆王手”となる大一番。先発は第2戦のマウンドを託された山本由伸投手が務める。
(Full-Count編集部)