ド軍監督、大谷翔平の第6戦登板は「計画にない」 救援起用を否定…第7戦は未定

指揮官が明言「今はただ今日に集中しています」
【MLB】Bジェイズ ー ドジャース(日本時間1日・トロント)
ドジャースの大谷翔平投手は31日(日本時間11月1日)、敵地で行われるブルージェイズとのワールドシリーズ第6戦に「1番・指名打者」で出場する。試合前、デーブ・ロバーツ監督が取材に応じ、この日の試合は登板しないと明言した。
大谷は28日(同29日)の第4戦では「1番・投手兼指名打者」として、ワールドシリーズ史上初の投打二刀流での出場となった。WS初登板は7回途中まで6奪三振1四球6安打4失点。ポストシーズン(PS)初黒星を喫した。バットでは3打数無安打1四球。チームは6失点で完敗していた。
チームは第5戦にも敗れ、対戦成績を2勝3敗とした。ブルージェイズに王手をかけられ後がなくなった第6戦には山本由伸投手が先発する。この日、ロバーツ監督は「今はただ今日に集中しています。ショウヘイは本日の登板計画には入っていない」と語った。
現行の二刀流ルールでは、先発が降板後も指名打者として試合に出続けることができる一方で、指名打者から救援登板した場合、降板後には再び指名打者に戻ることはできないため、守備に就く必要がある。「今はその答えはわかっていない。だから今夜についてはその答えは持ち合わせていない。一夜考えさせてもらいたい」と語った。「まず今夜の試合を乗り切らないといけない。そこから計画については話し合って、ショウヘイにとって、我々にとって何がベストなのかを見極めていく」と話した。
第6戦に勝利すれば、“逆王手”をかけ第7戦に臨むことになる。指揮官は「今夜の試合に勝った場合、そこから明日に向けて話し合うつもりだ」と語った。
(Full-Count編集部)