「俺のせいで…台無しに」Bジェイズ守護神沈痛 遠かったあと2死…目前で消えた32年ぶりV

9回に同点に追いつかれたブルージェイズの守護神
【MLB】ドジャース 5ー4 Bジェイズ(日本時間2日・トロント)
ブルージェイズは1日(日本時間2日)、本拠地でのドジャースとのワールドシリーズ第7戦に延長11回の激闘の末、敗れた。9回には勝利まであと2アウトと迫りながらも、ドジャースのロハスに同点ソロを浴びた。マウンドにいた守護神のジェフ・ホフマン投手は「俺のせいで台無しにしまった」と下を向いた。
1点に追いつかれた8回2死から登板。エドマンを二ゴロに抑えてイニングを終えると、9回もマウンドへ。先頭のE・ヘルナンデスは三振に仕留めたが、ロハスにはフルカウントから投じた7球目のスライダーを左翼席へ運ばれ、場内が沈黙した。チームの反撃を願ったが、32年ぶりの世界一にはあと少しのところで届かなかった。
カナダ大手メディア「TSN」は試合後、ホフマンの囲み取材の映像を公開。気持ちを問われた右腕は言葉に詰まりながら、「ここにいるみんなのワールドシリーズリングを俺のせいで台無しにしまった。なので、本当に最悪な気分です。あの場面ではもっとうまくやるべきでしたし、あのようなことを起こしてはいけませんでした」と振り返った。
ホフマンは2014年ドラフト1巡目(全体9位)という上位指名でブルージェイズ入り。トレードでロッキーズ移籍も苦戦のシーズンが続いた。それでもパイレーツでリリーフとして活躍。今季から3年契約でブルージェイズに復帰し、71試合で33セーブをマーク。第7戦に登板するまで7戦無失点の好投を見せていた。
(Full-Count編集部)