山本由伸に「頼り切ったシリーズ」 NHK解説も“同情”…中0日でピンチから登板

PSは4勝&2完投
【MLB】Bジェイズ ー ドジャース(日本時間2日・トロント)
ドジャースの山本由伸投手が1日(日本時間2日)、敵地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第7戦の9回1死一、二塁のピンチで登板した。満塁のピンチからどうにかゼロに抑えた。NHKの解説を務めていた田口壮氏も驚きを隠せなかった。
気迫のマウンドになった。ドジャースは1点を追う9回1死からロハスのソロで同点に。8回途中から第5戦で先発したスネルが救援登板する総力戦となっていた。9回1死一、二塁でサヨナラ負けのピンチとなると、デーブ・ロバーツ監督は山本を投入。先頭のカークに死球を与えて1死満塁にピンチとなったが、バーショは二ゴロで2死とし、クレメントは中飛に仕留めた。
山本が登場すると、田口氏は「山本投手に頼り切ったシリーズですね」と脱帽した。山本はワールドシリーズ第2戦で9回1失点で完投勝利を挙げると、延長18回にもつれた第3戦は異例のブルペンで準備した。そして崖っぷちの第6戦は6回1失点の粘投。中0日で再びチームを救っている。
(Full-Count編集部)