山本由伸、英語スピーチは「去年無茶振りされたので」 WBCは明言せず「一旦休んで」

WS優勝セレモニーでは英語でスピーチ
ドジャースの山本由伸投手は3日(日本時間4日)、ロサンゼルスのダウンタウンでワールドシリーズ2連覇を記念したパレードとセレモニーに参加した。その後取材に応じ、第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への思いについて言及。「一旦しっかり休んで、また練習頑張りたい」と語った。
ワールドシリーズで3勝を挙げMVPに輝いた山本はこの日、ドジャースタジアムでミゲル・ロハス内野手に呼ばれてマイクを渡され壇上へ。冒頭で「Buenas tardes!(こんにちは)」とスペイン語で挨拶。その後、「You know what?! Losing isn’t an option!(知ってる? 負けるという選択肢はない!)」と、意訳されて話題になった言葉を自ら発言した。
最後の「ありがとう」以外全て英語のスピーチ。その後の取材で「結構緊張しましたよ」と笑顔を見せた。「練習はそんなにしてないです。去年、無茶振りされたので準備はしていました」と笑った。
来年3月には第6回WBCが開催される。山本は2023年の第5回大会にも参加し、決勝で米国を倒し世界一に輝いた。ワールドシリーズでは第6戦で6回1失点、中0日で第7戦にも救援登板し3勝目。「選手として大きい試合にでるのはやりがいを感じますし、今回は6戦目と7戦目、2日続けて投げるのはどうなるかの不安はあった。いつも以上に体へのプレッシャーはあった。そのぶん、喜びは大きいです」と振り返った。
(Full-Count編集部)