去るカーショーが明かしたド軍強さの理由 日本人トリオに感銘「多くのことを教えてくれた」

通算223勝、ワールドシリーズでも活躍して有終の美
ドジャースは3日(日本時間4日)、ロサンゼルスでワールドシリーズ2連覇を記念したパレードを行った。今季限りで引退するクレイトン・カーショー投手はひときわ特別な思いで歓喜を味わい、チームの日本人選手への感謝の思いを口にした。
今世紀初のワールドシリーズ連覇を飾ったドジャースは、ロサンゼルスのダウンタウンでパレードを実施。今季も11勝を挙げるなど通算223勝を残し、ワールドシリーズでは第3戦の救援登板でチームのピンチを救ったカーショーに対して、パレード開始前に米スポーツトーク番組「ザ・パット・マカフィー・ショー」がインタビューした。
大谷翔平投手、山本由伸投手、佐々木朗希投手の3人について問われたカーショーは「日本の文化についてだけど、彼ら(大谷、山本、佐々木)は本当に親切なんだ。それが一番大きいと思う。彼らは僕らのために進んで何でもやってくれるし、進んで登板してくれる」と述べ、ワールドシリーズでも献身的にチームのためにプレーした日本人選手の姿勢を称えた。続けて「僕らにショウヘイは多くのことを教えてくれた。とにかく信じられないよ。彼らがアメージングな人たちだということの他に、もっと何か伝えられればいいんだけど」と語った。
さらにドジャースが常勝である要因を問われると「まず、人柄から始まるものだと思う。確かに、ショウヘイ、ムーキー(・ベッツ)、フレディ(・フリーマン)、ウィル・スミスといったスーパースターたちは、信じられない選手たちだ。しかし、彼らはチームを第一に考えている」と回答。怪我を抱えている状況や短い登板間隔でも全力プレーを見せる同僚たちを「チームのために犠牲を厭わない選手がたくさんいるからこそうまくいくんだ」と、その強さの理由を明かしていた。
(Full-Count編集部)