美女チアが忘れぬ「心に決めた瞬間」 ダンスだけじゃない…加入後に「驚きました」

「bluelegends(ブルーレジェンズ)」で1年目を終えたNatsumiさん
パ・リーグ6球団のチアチーム、パフォーマンスチームの2026年度の新メンバー募集が続々と開始する今、パ・リーグインサイトでは現在各球団のパフォーマーとして活躍するメンバーにインタビュー。オーディションを経て、メンバーの一員となった先にはどんな景色が待っているのか。また活動を通して芽生えた想いとは。今回は、西武公式パフォーマンスチーム「bluelegends(ブルーレジェンズ)」に2025シーズンより加入、ルーキーイヤーを終えたNatsumiさんに話を聞いた。
今年で創設15年目となるbluelegendsは、球場でのダンスパフォーマンスやファンサービスを通して、ライオンズとファンとのきずなを紡ぐパフォーマンスチーム。社会や地域の方からも親しまれる存在を目指し、メディア・イベント出演での球団PR活動、ライオンズダンスアカデミーの講師など球場外でも積極的に活動。今シーズンはスタジアムツアーのガイドやファンミーティングの開催など、多岐に渡る活動でライオンズを盛り上げた。
bluelegendsのパフォーマンスを見て惹かれ、オーディションを受験。2025シーズンより加入したNatsumiさんは、実際に活動をしてみて驚いたことがあったという。「球団告知のためのテレビ中継への出演やステージでのMC、スタジアムツアーなど人前でしゃべる機会がたくさんあることに驚きました」。求められるのはダンススキルのみならず、多岐に渡る活動をこなしていく対応力。Natsumiさんは未経験のことに対し下を向くことなく「さまざまなお仕事を経験することで自分の新たな一面に気づくことができる」と意欲的にとらえ「どんなことにも積極的にチャレンジしていきたい!」と前を向いて進んでいったという。
2025シーズンを振り返り「1番心が動いたこと」は、「2025ルーキーメンバーのお披露目ステージとなった『えるぱ!Lions performer party 2025』です。ファンの方の前で初めて踊ったあの舞台は、ドキドキとワクワクで胸がいっぱいでしたが、とてもキラキラしていて温かい空間でした。bluelegendsの一員になったという実感が一気に湧き、私も先輩方のようにすてきなパフォーマーになれるよう精一杯がんばろうと心に決めた瞬間でした!」。
現在、bluelegendsは2026シーズンメンバーを募集中。「プロ野球界のパフォーマー」を職業とするNatsumiさんは仕事の醍醐味だと感じていることについて「スタジアムという非日常の空間で、数万人の観客の前に立つという経験ができることが醍醐味だと感じます。自分のパフォーマンスで球場の空気を一変させたり、盛り上げたりできるというのは大きなやりがいです。また『bluelegendsになりたい』と目標にしてくださる子どもたちも多く、子どもたちに夢を与えたり、さらには地域社会の盛り上げに貢献したりするなど、エンターテインメント以上の意義がある仕事だなと感じます」と話す。
bluelegendsとして活動する上で大切にしていることについては「選手とファンの皆さんの架け橋となる姿勢を忘れず、球場を盛り上げることをモットーに活動しています。私たちの活動が、球場に足を運んでいただけるきっかけのひとつになっていればとてもうれしいです。多くの方から愛される埼玉西武ライオンズの一員として、ファンの皆さんとの交流を大切にしながら、球団を盛り上げる存在になりたいと思っています」と想いを口にした。
最後に、これからメンバーになる方へ向け、活動していく上で大切にしてほしいと思うことを聞いた。「野球とパフォーマンスを心から楽しむ気持ち、そしてチームワークです。まずは自身が楽しむことができれば、ベースボールエンターテインメントの楽しさをお客さまへ伝えられると思います。日々楽しむためにはチームワークも欠かせません。メンバー同士リスペクトし合い、感謝の気持ちを忘れずに活動してもらいたいです」。bluelegends2026シーズンメンバーオーディションの募集期間は11月23日まで。自身のダンススキルを生かし、bluelegendsの活動を通して成長したい方はぜひチャレンジを。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)