MLBが注目する2人の“超逸材”日本人 米データサイトも高評価「現時点で長期有望株」

5年目23歳の右腕&3年目21歳の捕手に米注目
今オフ、メジャーリーグ挑戦の可能性がある日本人選手に、米メディアも熱視線を注いでいる。米データサイト「ファングラフス」は「アジアから来る選手をスカウトしよう」と題した記事を紹介。日本や韓国球界の目玉選手として、ヤクルトの村上宗隆内野手やハンファのコディ・ポンセ投手らを挙げた。一方で将来的な逸材として、日本人の若手2人の名前もリストアップした。
同サイトが真っ先に名前を挙げたのは、やはり村上。その長打力を評価しつつも三振の多さを課題に挙げ、「過去3年間(2023年~2025年)に見せたレベルから変化や向上が見られない場合、MLBで優れた打者にはなれない。ジョーイ・ギャロを除けば、これほど少ないコンタクト率で持続的な成功を収めた前例はほとんど存在しない」と指摘した。
村上以外に期待値の高い日本人選手として、西武の今井達也投手と巨人の岡本和真内野手をリストアップ。韓国球界からは、昨年まで日本でプレーしたポンセを挙げた。それ以外にも日本球界でプレーする外国人投手から、DeNAのアンソニー・ケイ投手と巨人のフォスター・グリフィン投手はメジャーでも先発で活躍できる可能性があるとしている。
一方で「将来の有望株として注目すべき選手」として、日本球界からはオリックスの山下舜平大投手とDeNAの松尾汐恩捕手をリストアップした。ともに規定投球回数や規定打席に到達したことはないが、山下については体格や球種から「我々は彼を現時点でNPB最高の長期有望株と評価している」と高く評価。松尾についても「未完成ながら運動能力の高い捕手だ」と記している。
(Full-Count編集部)