スミスが願うキケ&ロハスとの再契約「大好き」 強調した“無形の貢献度”

ドジャースは計7選手がFAに
ドジャースのウィル・スミス捕手が5日(日本時間6日)、人気ハンバーガーショップ「レイジングケインズ」でファンにサプライズイベントを実施した。報道陣の取材に応じたスミスは、このオフにFAとなったミゲル・ロハス内野手、キケ・ヘルナンデス内野手の去就について言及した。
スミスはこの日、店員に扮してドライブスルーで注文を受けるなど、応援してくれたLAファンに感謝の思いを込めながら“接客”した。イベントの終盤には取材に応じ、FAになった選手が再合流することがどれだけ重要か問われると、うなずきながら存在感を口にした。
「彼らはチームのリーダー的存在です。もちろん、今年は大いに貢献してくれました。ミギーのホームランや、キケが見せるプレーもそう。でも、それだけではありません。フィールド外での彼らの姿や、クラブハウスでの振る舞いも素晴らしいものがあります」と、スミスは“無形の貢献”を口にした。
「だから、個人的にはぜひ戻ってきてほしい。チームも彼らと再契約しようとするでしょう」と思いを明かした一方で、「ただ、最終的にそれを決めるのは僕の仕事ではありません。どのように交渉が進むのか正確には分かりませんが、彼らのことが大好きですし、来年も一緒にプレーできることを願っています」と話した。
ワールドシリーズ第7戦ではロハスが9回1死から同点弾を放ち、サヨナラのピンチも好守で凌いだ。キケは盛り上げ役として、そして大事な場面での一打も印象に残っている。ドジャースでは他に、マイケル・コンフォート外野手、カービー・イエーツ投手、マイケル・コペック投手、アンドリュー・ヒーニー投手、引退するクレイトン・カーショー投手の計7人がFAとなる。