佐々木朗希を支えた12歳上の“兄弟” 粋な視線に好感と涙「一生の仲間」「本当に優しい」

背番号の譲渡から始まった友情
チームリーダーとしてドジャースの精神的支柱となっているミゲル・ロハス内野手と、メジャー1年目の新人だった佐々木朗希投手。ワールドシリーズ連覇で今季の戦いが幕を下ろし、あらためて2人の関係性に注目する動きがある。
MLB公式インスタグラムは5日(日本時間6日)、7件の画像や動画とともに「ロウキ・ササキとミゲル・ロハスの予想外な友情」2人を特集。「ミゲル・ロハスは、勝つチームにおいてベテラン選手がフィールド内外でどれほど重要な存在であるかを理解している」とメジャー挑戦1年目の佐々木を、チームに溶け込めるように支えたロハスの活躍を称えたことを伝えた。
ドジャース入団が決まった際、佐々木が学生時代に愛着を持っていたという背番号「11」をロハスが譲り、自らは「72」に変更。佐々木がお返しとして日本酒と江戸切子のグラスをプレゼントした。さらにスプリングトレーニング中、佐々木の登場曲として「Bailalo Rocky」を提案。3日(同4日)にロサンゼルスで行われた優勝記念セレモニーでは、誕生日でもあった佐々木をロハスが壇上で祝福した。
ワールドシリーズ第7戦では、1点を追う9回に起死回生の同点ソロを放ち、直後の守備でも正確なバックホームで満塁のピンチ脱出に貢献したロハス。この投稿には「若手を面倒見る、とてもいい人で素晴らしいチームメート」「そして2人ともポストシーズンでヒーローになった。素晴らしい」「ミギーは本当に後輩たちの面倒をよく見てるね」「ロハスは本当に優しい奴だ!」「兄弟のような関係だね」「一生の仲間」「いつの日かロハスがメジャーリーグの監督になって、そのときロウキが彼のエースの1人であることを願っている」などのコメントが寄せられている。
(Full-Count編集部)